セルフライゲーションブラケットについて

“アーバン歯科室では、ワイヤーを使用する歯科矯正治療において、新技術の矯正装置である「セルフライゲーションブラケット」を採用しています。
患者様から「今までの物と何が違うの?」というご質問をいただくので、ここで分かりやすくご説明します。

従来型の矯正装置は、アーチワイヤーとブラケットを、ゴムや細いワイヤーで留めていました。
でもこの方法ですと摩擦が起きて、歯を移動させる本来の目的がしづらくなってしまったり、患者様に激しい痛みを我慢していただかなければならないケースも出てくるというデメリットがありました。

でもセルフライゲーションブラケットは、ブラケット本体に付いている開閉式のクリップでワイヤーを留める方法なので、アーチワイヤーの滑りが良くなり摩擦力が軽減できます。
スムーズに歯を移動できますし、患者様の痛みも従来型のものと比較すると抑えられるというメリットがあります。

歯の移動がスムーズになったことで、治療期間も20パーセント以上短くなるとされており、患者様の「矯正器具を装着しているという不快感からの開放」も、従来型より早く実現できます。
矯正器具を長年つけていると、どうしても虫歯などのリスクが高くなりますが、そのリスクの軽減にもつながります。

ただし、セルフライゲーションブラケットは外側の矯正装置の中では一番高価です。
これが、唯一のデメリットと言えるでしょう。
でも、何カ月も使っていく矯正装置ですので、見た目的に目立ちにくく、痛みも治療期間も少なくて済むので、おすすめの新技術です。”